何日も排便ができていないと不安になりますよね。
でも便秘なのかといわれるとどうなんだろう・・・とふと疑問に思ったりしませんか?
たんに出ていないだけで、体にはとくに不調がない場合もあります。
排便してない日が何日続くと便秘なのか、明確な日数を調べてみました。
気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
何日続くと便秘なの?
出ない日が何日続くと便秘なのか?
実はこの答えはありません。
毎日出なければ便秘という人もいれば、3日程度出ないくらいじゃ便秘ではないという人もいます。
なにより日本の教科書には明確な線引きがないのです。(西洋の教科書では1日に2~3回から1週間に2~3回が正常の排便回数といわれています)
しかし、便が出ないことによって、
- お腹が張ってきた
- お腹が痛くなった
- 出てもスッキリしない
- いきまないと排便できない
このような症状がある場合には便秘を疑った方がいいでしょう。
便秘になる原因
では、便秘になる原因はどういったものがあるのでしょうか?
便秘になる原因は、
- 便意を我慢する
- 朝食を取らない
- 偏食
- ダイエットによる食物繊維不足
- 運動不足
- 自律神経の乱れ
といったものが挙げられます。
ただし、今まではスッキリしていたけど急に排便が困難になったという方は、ポリープや大腸がんなどが隠れている可能性があるので、専門医に見てもらうことをおすすめします。
便秘の解消・予防法
ここでは、便秘の解消・予防法についてご紹介します。
今すぐできる簡単なものもありますから、これをきっかけにぜひ実践してください。
食事編
朝ごはん・昼ごはん・夜ごはんはしっかりと食べる
腸は食事の消化や吸収を担いますから、切っても切り離せない問題です。
食事は1日のリズムに大きな影響を与えるため、規則正しい3度の食事を適度な量食べるようにしましょう。
食物繊維の多い食事を食べる
不溶性・水溶性食物繊維は、便秘の解消効果が期待できます。
食物繊維が多く含まれている食材は下記のとおりです。
- ごぼう
- きのこ類
- 海藻
- 穀物
- たけのこ
- コンニャク
- 果物
脂肪は適度に摂る
脂肪(油脂類)を食べると、消化するために腸液や消化液が分泌され、腸粘膜を刺激してくれます。
もちろん摂り過ぎはよくありませんが、適度な脂肪の摂取は便秘の解消に役立てることができます。
水分をしっかり摂取する
体内の水分が少ないと便が硬くなり、排出されにくくなってしまいます。
そのため便秘が気になる時は1日コップ7~8杯ほどの水分を取るようにしましょう。
寝起きにコップ一杯の水や牛乳を飲むと、腸が刺激され便意が起きやすくなるのでおすすめです。
生活習慣編
排便の習慣を身につける
毎日朝食を食べた後に、便意のあるなしに関わらずトイレに行くようにしましょう。
朝食を摂ることは腸への刺激となり、腸が活発に動き始めるタイミングです。
排便の習慣を身につけると自然と便意がもよおされるようになります。
適度な運動を行う
適度な運動は血流をよくして腸への刺激となります。
理想は1日に10~15分ほどの運動です。
腹筋が弱い人は排便が難しくなるので、腹筋をメインに体を鍛える運動に取り組むと良いでしょう。
腸のマッサージを行う
腸をマッサージすると外側から刺激されるので便秘の解消に効果的です。
以下の腸マッサージを参考にしてみてください。
2.腰の下に枕を入れる。
3.親指以外の4本の指で、へその周りに「の」を描くように、時計回りに30回ゆっくりマッサージする。
ポイントは、軽めにマッサージすること、毎晩寝る前にやることです。
お腹を温める
お腹を温めると、腸への血流が増えるので、腸内の動きがよくなり便意が起きやすくなります。
入浴や腹巻、カイロなどを使って腹部を温めましょう。
ストレスフリーをためないようにする
ストレスも便秘の大敵です。ストレスは自律神経のバランスを見出して腸の活動を低下させてしまいます。
そのため、日頃からストレスを溜め込まず、発散できる時間や、リラックスできる時間をつくるようにしましょう。
まとめ
今回は、排便してない日が何日続くと便秘なのか?についてご紹介しました。
何日も排便ができていないと不安になりますが、実は日本の教科書に明確な線引きはありません。
でももし排便が無いことで不調が出るようであれば便秘を疑う…といったフワッとした定義になっているんですね。
とはいえ出ないのは心配になりますし、不快感があるという方も多いはず。
そういった時は、記事内で紹介した「便秘の解消・予防法」をできるものから実践して、日々のスッキリにお役立てください。