モデルや芸能人も健康や美容のために行っているという『菌活』。
しかし一言で「菌」といってもさまざまな種類がありますよね。
菌活にはどのような種類の菌がおすすめなのでしょうか?
この記事では、菌活に取りいれたいおすすめの菌についてご紹介していきます。
菌の効果や特徴を知れば、きっとあなたも今すぐ菌活をはじめたくなるはずです。
目次
菌活で取り入れたいおすすめの菌5選
では、菌活で取り入れたいおすすめの菌を5つ見ていきましょう。
乳酸菌
乳酸菌は、ヨーグルト、チーズ、ぬか漬け、キムチなどに含まれています。
善玉菌を増やすための助けをして、腸内環境を整えてくれます。
腸内環境が整うと毒素が体内に残りにくくなり、アレルギー症状の改善や、肌荒れや吹き出物といった肌トラブルから解放されます。
韓国の方に肌がキレイな人が多いのは、キムチを毎日のように食べているおかげ、という考え方もあるようです。
納豆菌
納豆菌は、名前のとおり納豆に含まれている菌です。
ナットウキナーゼという独自の酵素が含まれていて、血液をサラサラにしたり、血栓を溶解する働きがあります。
寝ている間は水分を補給しないので、血液は寝ている間にドロドロになりやすいと言われています。
そのため納豆は朝より夜食べた方が血栓のリスクを減らしたり、朝のむくみを解消したりといった恩恵を受けやすくなります。
きのこ菌
きのこ菌は、しめじ、しいたけ、マイタケ、なめこ、エリンギなどのきのこ類に含まれています。
食物繊維やビタミンB群が豊富で、なかでも食物繊維は不溶性と水溶性が含まれているので高い整腸作用が期待でき、肌荒れ防止や免疫力アップにもつながります。
低カロリーなためダイエット中でも重宝すること間違いなし!の菌です。
ちなみになめこはむくみ解消に、マイタケは便秘解消に効果てきめんです。
麹菌
麹菌は、甘酒、味噌、塩こうじ、しょうゆ麹などに含まれています。
中でも甘酒は「飲む点滴」と言われているほど栄養価が高く、風邪の予防や、ニキビ肌や目の下のクマを改善するなど美白・美肌効果も期待できます。
また、味噌でつくる味噌汁は野菜をたっぷり入れることで善玉菌を増やす最高のレシピになります。
和食が体に良いものというのは世界的に有名なので、西洋食や欧米食に偏っている方はこれを機に和食に戻してみるのもいいですね。
酢酸菌(さくさんきん)
酢酸菌は、にごり酢、黒酢、バルサミコ酢、香酢などに含まれている菌です。
お酢には腸内の悪玉菌を減らす働きの他に、免疫細胞を活性化させる働きがあります。
そのため花粉症対策にも役立ち、乳酸菌との併用摂取で相乗効果で、免疫細胞が倍以上活性化することがあきらかとなっています。
菌活におすすめの菌を活用したレシピ5選
乳酸菌が含まれている食品のレシピ
甘酒ヨーグルト
【材料】
プレーンヨーグルト320g
甘酒160g
桃1個
【作り方】
1.プレーンヨーグルトと甘酒を混ぜ合わせる。
2.食べやすい大きさに切った桃を盛り付けたらできあがり。
納豆菌のレシピ
大根おろし納豆
【材料】
納豆1パック
大根2cm程度
ご飯1膳
☆醤油適宜
☆ポン酢適宜
【作り方】
1.大根をおろす。
2.ご飯を器によそい、大根おろしと納豆を乗せる。トッピングがあれば追加する。
3.醤油、ポン酢をお好みでかけたらできあがり。
きのこ菌
きのこと玉ねぎのお浸し
【材料】
お好きなきのこ(椎茸、舞茸、しめじ、えのき等)約150g
玉ねぎ大1/2個(約130g)
醤油大さじ1
みりん大さじ1/2
お酢小さじ1(お好みで)
かつお節好きなだけ
【作り方】
1.耐熱ボウルにきのこ類とスライスした玉ねぎを入れる。
2.ラップして電子レンジで500w約3分加熱する。
3.一度取り出してかき混ぜ、きのこに火が通るまで様子をみながら電子レンジで2分ほど加熱する。
4.水気を切り、調味料を入れてさらに1分ほど加熱する。
5.4にかつお節を入れて混ぜ合わせたらできあがり。
麹菌
塩麹ドレッシング
【材料】
塩麹大1
酢大2
砂糖大1
こしょう少々
オリーブオイル大1
【作り方】
1.すべての材料をボールに入れて混ぜ合わせたらできあがり。
酵母菌
きゅうりの味噌和え
【材料】
きゅうり 2本
「瀬戸のほんじお」 小さじ1/2
☆みそ 大さじ1・1/2
☆みりん 小さじ1
☆砂糖 大さじ1/2
☆すり白ごま 小さじ1
「瀬戸のほんじお」 少々
【作り方】
1.キュウリを塩でもんでサッと洗い、4等分に切ってビニール袋に入れてたたく。
2.1に塩小さじ1/2をふって2~3分おき、軽く水気をしぼる。
3.ボウルに☆の材料をすべて混ぜ合わせ、きゅうりとあえたらできあがり。
菌活におすすめの菌を調理するときに注意すること
菌活におすすめの菌を使って調理するときは、火を使った調理はなるべく避けるようにしましょう。
菌は40℃以上の熱を加えると死滅するという特徴があります。
そのため、菌を食べるときはなるべくそのままで食べることが理想的です。
まとめ
今回は、菌活に取りいれたいおすすめの菌と、そのレシピについてについてご紹介しました。
それぞれの菌の特徴や効果が分かれば、目移りせずに目的に合った菌を選べるようになったはずです。
また、菌はずっと体内に定着している訳ではないので、定期的に取り入れることが大切です。
上記で紹介したレシピ以外も参考に、無理のない菌活を続けてみましょう。